姫路城 東側法面 どうなる?(1)

姫路城の基礎部にあたる、東側の法面です。1/14には、何かが始まること気がついてました。

測量横断の中心杭、防護柵があるのでこれはどうするのか?見ものと思ってます。姫路城の基礎地盤にあたる部分であり、丹波層群の頁岩、粘板岩です。さすがは立派なお城の基礎とあって、岩盤の上にある建築物なのです。

当該法面は、10年ほど前からどげんかせんといかん箇所だなと気づいてました。よくわからない材質のラスのみの状態だっとように記憶しています。
今ほどぼろぼろになる前から、もうちょっと早く報告してもよかったようにも思いますが、零細野郎のことは聞いてもらえんやろ、と思ってました。

1/28に朝のウォーキングで確認できた時には、完全に対策モードになっていました。自分だったらどうするかな?という目で見ています。
なんといっても、国宝、世界文化遺産国内1号という代物の法面ですし。私の人生には全く関係ないのですけど…。

どこの業者さんがこんな一級の場所いじるんでしょうか?と

▼発注者:姫路市観光経済局 姫路城 総合管理室

・元 請 負:アールテック株式会社
・一次下請:日本緑化防災株式会社
・二次下請:ライト工業株式会社※
      → ここに真打が隠れてました。真ん中の上段です。

普通に考えて、プライム上場企業クラスの大手法面工ゼネコンの日特建設さんかライト工業さんとは思っていましたが、やはりライト工業さんでしたか。

ライト工業さん、こういう規模感の企業さんです。二次下請の位置って(笑)、ホント、元請、下請ってなんやねん?、いつものことでしょうか。地元にお金落とさなかったら、ヤイヤイ言われる!みたいなのでしょう。我々の税金なんですけどね。
かくいう私もタックスイーターではありますが、地元の既得権益恩恵には関係ないので、言わせてもらいますが。

それはともかく、何するのか?興味津々。安定工のアプローチはたくさんありますので。

えーーーっと。

えーっと、この位置出しの仕方、まさかの法枠ですか?崩壊規模からして、補強土まではいらないにしても、法枠でしょうか?
違うと信じたい。技術的な部分からライト工業さんが入っているなら、それはないとは思いますが、従順な施工担当立場だったらありえるかもと。

やれ、国宝だの世界文化遺産だの、景観だの環境保全だの、こういうことがない場所なら、それ(コンクリート系工法)でいいのですが。
私の予想では、これかな?

日鉄建材株式会社 GEOベルト

これだと格子状に位置出しを行いますね。
今の時代、コンクリート材料を極力使わないようにする方法を考え、ネット系の補強土工全盛になってきました。(とにかく急ぐというような)どうしても、という場合には、吹付法枠ということはあります。一般的に、安い、施工がし易い、こういう選択は遠ざかっている時代です。

どうされるのか?勉強させていただきます。
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自分が担当だったらどうするか?

長繊維補強土工を提案すると思います。

ライト工業株式会社 ロービングウォール工法

https://www.raito.co.jp/assets/pdf/project/doboku/norimen/ryokka/rw2.pdf

アンカーバー + 長繊維補強材で、ある程度の表層崩壊抑止はカバーできると思いますので、このイメージですね。皮肉にもライト工業さんの工法提案すると思います。
日特建設さんですと、ジオファイバー工法という類似工法があります。両工法とも、ずいぶん昔からある工法です。

補強土工(鉄筋挿入工)までするとなると、以下の問題が出そうです。

1.削孔時に表層部を緩ますリスク
2.補強土の頭部 地盤反力不足

このために、独立板等の構造物を入れるのも嫌だなと。補強土まではしたくないと感じます。

そもそも、もっと言うと、「姫路城が岩盤の上にあることが分かる貴重な場所なので、植生で隠れないほうがいい!、もしくは一部見える工夫が必要」観光資源の観点から、こういった意見も、一部ではありそうです。
結構難しい問題とも思うので、委員会が立ち上がって、検討した事案だったのかもしれませんね?、知らないですけど。